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Everyday I Have The Blues

Glasgow Before Dark

2004年4月26日
足の痛みはだいぶ引いたものの、やはり不安がある。街が動き出したら湿布を買いに行こう。旅は始まったばかり、何より体だ。ま、これ持病の症状でもあるんだけど。
ところが、前夜下着を取り出しただけで中身を確認していなかったスーツ・ケース。その中に湿布があった!!帰国後も口には出さなかったが嫁さんに感謝。

さて、旅行2日目の朝にして大失敗やらかしました、私。
部屋に備え付けの電気ポットでサービスの紅茶でも飲もうと思ったわけです。既にポットのコードはコンセントに差し込まれていて、めんどくさがりの私には実に有り難い。早速水を入れぐらぐらとお湯になるのを待っていたんですが、突然ホテル中に鳴り響く断続的なベル音!!!実にけたたましい音で他の部屋の宿泊客もあわててる。イヤーな予感がしたんですが、原因は私でした。電気ポットの真上の壁に熱感知器があることに気づいてなかったんです。ポットの蒸気がその真上にのぼり、それで・・・。幸いホテルの従業員が駆けつけてきたりフロントからの電話が鳴る前にベル音止んでくれたんですけど。でもですよ。・・・それならこんなとこにポット置いとくなよ。しかも初めからコンセントに差し込んであるだろうに。・・・と考えてしまった私は反省が足りないんでしょうか?
夕方外出から戻った私は、エレベーターの中に手書きのメッセージを発見。そこには「今朝方の警報音は・・・・ご迷惑をおかけしたことをお詫びします」とありました。おそらく今までに何度か同じ事あったんでしょうね。とは言え、そのメッセージを読んだ時はかなり気恥ずかしかった私。(;´Д`) ノハゥ
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地下鉄の駅(と言っても、駅舎は地上にあり電車も地上を走ってました)で今度は「リターン。」と答えた私はグラスゴーの街中へ。
そもそも私、名所旧跡とか興味ないんですね。そんな所へ行って記念写真撮るくらいなら、街の中ブラブラしながら現地の人たちを眺めている方が楽しい。だからねぇ、旅行行っても写真撮らないんですよ。嫁さんと正反対。去年リバプール行ったときもほとんど撮らずに帰って叱られたし、ニューヨークでは嫁さんだけが必死に撮りまくってました。(ちなみに上の写真も私が撮ったものではありません。4月のグラスゴーはこんな涼しげな格好では歩けません。)
この日もなんちゃら大聖堂なんて所には行かず、街をブラブラ。HMVで音楽雑誌5冊買って、紅茶専門店で紅茶数種類買って・・・飯でも食おうってことに。

イギリスは言われる通り食い物まずいです。もちろん高い金さえ払えば美味なレストランもあります。そんな所で食事する人は一部ですけどね、この階級社会の国では。普通に食べる限りは、やはりまずいわけです。
和風のラーメン屋発見。ロスアンゼルスとかニューヨークとかなら珍しくもありませんが、この日本人の少ないグラスゴーにあるというだけで興味津々。来たばかりで日本食に飢えていたわけでもないのに、ついふらふらと2階へ。店内はだだっ広く、ラーメン屋というより社員食堂。3組ほど客が入ってたかな。10人ほどの従業員は3割日本人で、あとは何人かようわからんという感じ。私の後ろに7人ほどの日本人グループ。20代前半ぐらいの男女で結構大きな声で早口な会話してました。その声を背中に聞きつつ出てきたラーメン食べたわけですが、ウッ! やはりまずい。これがラーメンかよ。お前日本人としてこんなもの出して恥ずかしくねぇのかよ、でした。日本なら2ヶ月でつぶれるでしょう、こんな店。インスタント・ラーメンに毛の生えたようなしろもの。わけのわからん野菜が大雑把に乗ってました。これでもジュース代とチップ入れると2,000円です。ハンバーガーとかでもない限り、外食したら最低2,000円と考えとけば間違いないです。とにかく高いんです、この国。
これ以後食事の話題はあまり取り上げない方向で行きます。書いても楽しくないので。

外国を訪れたときには中古レコード店を巡るのが楽しみでもあります。アナログ盤の掘り出し物とか見つけると嬉しいですね。滅多にないですけど。日本のレコード店かネットで検索したほうが成果あります。それでもどこかに・・・と、探したんですけどグラスゴーにはその手のお店さえ見当たらなかったです。
大都市という感じではなく地方の中都市。いかにもそんな感じの街並みでした。日本とは趣の異なる建物ばかりですし、年季を積んだ伝統が残ってますから全く無機質な冷たさがない。のんびり散策することが出来ました。

さて、前回予告したコンサートについては次回に持ち越し。
by junec1 | 2004-09-23 12:57 | 海外旅行・グラスゴー
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