打ち込みのカラオケをバックに歌い踊るメロン記念日。
様々なコンサートを体験してきたが、こういうステージにはお目にかかったことがなかった。
彼女たちの「私たちはロックだ」という言葉にふさわしい生バンドをつけてあげたいものだと思う。
(もっとも、私の耳にはロックというより紛れもないポップス。モーニング娘。よりはロックっぽいかもしれないが、ロックではない。)
デビューから5年以上過ぎているらしい。その間、果たして 《彼女たちをどんな風に売り出すか》 制作サイドに明確な方針があったんだろうか?この無節操ぶりは見事なまでにアイドル歌謡しているわけだけど、本気で売る気があったのなら(まして、相応の年月が過ぎたのであれば)彼女たちが最も輝いて見える方向性を見出せるはず。これだけ試行錯誤したわけだから。
それが事もあろうに、ここへきてガールズ・グループの末期症状とも言うべきお色気路線とは。
アイドルとして売るには年齢的にきつい。それなら奥の手(というより禁じ手)。そんなとこか。
・・・どうやらCDセールスしか頭にないらしい。
しかしながらそんな間抜けな状況の中にあって、彼女たちは懸命な努力を続けたようだ。
実はネットで初期のシングルを聴いてみた。これがひどい。とても同じグループだとは思えない。下手過ぎてお話にならない。
5年以上もやってりゃ誰でも自然に上手くなる? んなわきゃない。
あの事務所はなぜそんな彼女たちの努力に報いることができないのか。
DVD 『ライブツアー2004夏 ~極上メロン~』 を観ての感想は更に続きます。
あはは。
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