Everyday I Have The Blues

カテゴリ:海外コンサート ERIC CLAPTON( 10 )

ERIC CLAPTON AT THE HALLAM FM ARENA

5回のコンサートを通じて言えたこと。それは観客の年齢層の高さです。日本公演などと比べてもかなり高めです。ま、EC本人が59歳ですからね。YARDBIRDSとは言わないまでも、昔からリアル・タイムでファンだったとすると、当然それ相応に歳をとっています。

ECは、長いキャリアの中で何度も変節を繰り返してきた人。ファンといっても色々好みが分かれていて、CREAMしか聴かない、DEREK & THE DOMINOS最高!、レイドバックが良かった、84年までしか認めない、最近のしか聴かない、CREAMなんて・・・というように種々雑多。これは海外のファンにも言えることです。ま、そうやってその時々に新しいファンを獲得してきたからこそ現在の成功があるんでしょう(もちろん、ECならなんでも許すという、信仰に近い人もいますけどね。)。
ところがですね。いざコンサート会場を見渡せば、老境に入った方々がかなり目立つ。最近初めてCD買ってファンになりました、って感じの年齢層はあまり見かけない。これは高い入場料が大きく影響していると思われます。ECの場合、日本で行われる外タレ・コンサート並みの値段をイギリス国内で取るわけですから。必然的にそこそこのお金持ちしか来れない。
そして、パンク以降のとんがったROCKに鋭敏な若者やそれ系のレコード・ショップにとっては、ECなんて御大は馬鹿にすべき対象でしかない。これも一面の事実。

b0028912_13185629.jpg何が言いたいかというと、・・・・今やECのコンサートは、これらお金持ち中高年向けのハイソな音楽会なんだ、ってことです。だから飽き飽きしてても有名ヒット曲ははずせない。毎日毎日同じようなセットリストで完璧を目指さなきゃならない。間違っても昔みたいに酔っ払ってステージに立ったりしちゃいけないんです。・・・残念ながら。
ECも分別のある年齢になり、観客も分別のある年齢になった。そして、ECよりもそれを観に来る観客のほうが更に保守的になっている。

つまらない。金太郎飴なんか観たくない、聴きたくない、舐めたくない。・・・
・・・・いいのかなぁ、こんなこと書いちゃって。“批判しかしてないじゃないか”と言われそう(事実そうなんですけど)。でもこれが正直な感想なんですよね。どうしてもね、辛口にならざるを得ないんですよ。
それでも懲りずにまた観に行くんでしょうけど。腐れ縁ですから。

“あぁ、これで終わった”という脱力感を体中に漂わせながら、帰りのTRAMへ。駐車場が狭いらしく、皆停留所めがけて歩いていきます。当然ホームへの入場規制があったりで待たされたんですけど、チョイ辛かったですね、この時。周りの人たちはこの夜のコンサートの出来に満足しているようでニコニコしてるんですけどね。その顔を見れば見るほど、なんかどこかへ堕ちていく自分を感じて。
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NEC ARENA同様、右下三角が会場でもぎられたところ。係員の手間を考えてどちらをもぎってもいいように、左下にも同じミシン目が入ってます。

さて、次回はいよいよ帰国のためロンドンへ向かいます。
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by junec1 | 2004-10-11 13:30 | 海外コンサート ERIC CLAPTON

HALLAM FM ARENA

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HALLAM FM ARENA。いよいよ今回の旅行におけるコンサート最終日。
アイスホッケーやスーパー・クロスなどのスポーツ興行にも使われますが、コンサート会場としての使用がメインのようです。収容人員は12,000人以上。
イギリスのこういう会場ってどこも同じような造りでよく似ています。日本のアリーナ席と1階席って結構高低差がありますよね。でもイギリスの場合、傾斜のついた1階席の最前列はほぼアリーナ席と同じ高さにあります。しかもアリーナ席の端の座席とこの最前列との間、つまり通路もそれほど広くありません。アリーナ席から横を向くとそこに1階席の観客の顔がまじまじと見える感じ。特にこのHALLAM FM ARENAはその感が強かったです。ここのサイトも360度パノラマ・カメラで会場内を楽しめますのでお試しを。会場外やアイスホッケー時の様子も同じく360度パノラマ・カメラで見られます。
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この会場での私の座席位置は上の通り。前から12列目です。席番が16だったんですが、椅子に番号がふってないので少々戸惑いました。既に座っていたご夫婦連れと思われる初老の女性に「貴方の席番は17ですか?」と尋ねました。「はい、そうよ。17よ。歳は違うけど。」という返事。ご夫婦の前を通るとき「失礼します。」と言うと、「どうぞ、どうぞ。気にしないで。」とご主人。この辺の気持ち良さがイギリス人のいいところですね。とても感じの良いご夫婦でした。
(私がホテルのフロントのお姉さんにあげたチケットは104のステージに近いほう、最前列です。)

ここシェフィールドの会場では、また日本人らしい姿を見かけなくなってしまいました。そういえば街中でも見かけなかったですね。

さて、次回は驚異のROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BANDの登場です。
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by junec1 | 2004-10-10 03:08 | 海外コンサート ERIC CLAPTON

ERIC CLAPTON AT THE NEC ARENA

b0028912_013479.jpg今回のツアーで特筆すべき変化はDOYLE BRAMHALL ⅡとBILLY PRESTONの参加でしょう。前者はECの2001年ヨーロッパ&アメリカ・ツアーにおいてオープニング・アクトを務め、後者はアメリカ・ツアーにおいて短期ながらメンバーに加わっています。今回この2人がバンド・メンバーとして長期帯同というニュースはECファンの一部に多少なりの期待を抱かせるものが・・・。95年のブルース・ツアーを終えてからというもの、変わり映えしないメンバーで固定されていた感がありましたから。

この2人が加わることによっての劇的な変化(サウンド面での)は残念ながら、でした。しかしながら、技量的なものでは更なるレベル・アップを果たし、ステージ進行、楽曲の展開といった面においては多少なりとも変化をもたらしました。
b0028912_032251.jpgDOYLE BRAMHALL Ⅱのギタリストとしての腕前は定評のあるところ。思いのほか多くのソロが与えられていました。聴かせどころも多分にあって期待以上の活躍。この人の存在によりバンドに華やかさが加わりました。見た目でもサウンド面でも。いつものANDY FAIRWEATHER-LOWのように“悪くもないけど上手くもない”ではなく、明らかに上手いですから。ANDYの弾けないスライド・ギターを楽々弾きこなせるだけでも大違いなんですね、やっぱり。
この人のソロ活動が今ひとつなのはどうしてなんでしょう?? 歌があまり上手くないのが最大の難点ですかね。それと生で聴いた感想(と言っても3年前)なんですが、バンド・サウンドが垢抜けないんです、この人。それならそれでディープ志向で、というわけでもないし。
b0028912_05155.jpgBILLY PRESTONはもう何をかいわんやですね。BEATLESファンやROLLING STONESファンにも馴染み深いこの人。この世界の伝説になるであろう人物ですから。他のメンバーからも観客からも尊敬されてますんでね。もうソロもたっぷり。ソウル・フィーリングあふれるハモンド・オルガン聴けるだけで幸せ。3年前のように持ち歌歌うようなシーンはなく、バンド・メンバーに徹してましたけど、・・・なんかねぇ、聴かせてもらってる&見せてもらってるって、・・・わかります?この感覚。見た目は昔とはもうだいぶ変わってますね。でも健在なだけで嬉しくなります、こういう人。
この2人のソロの場面になると思わずステージ上部のビジョンに目が行きました。肉眼でも見える距離なんですけどね。手元のアップが大きな画面で見られるんで。私だけかなと思ったら周りにもそういう人何人かいましたよ。

b0028912_06751.jpgバック・ヴォーカルのMICHELE JOHNとSHARON WHITEも新加入。ここのところECのツアーに女性ヴォーカル不在でしたからね。その意味では華やかさ増したかな、と。お馴染みだったKATIE KISSONとは趣を異にしていて、ダイナマイト!って感じですか。声量もたっぷりの迫力満点で言うことないんですが・・・・・、ほら、どうしても若い頃モデルもやってたKATIEのイメージがちらつくんで、見た目がねぇ。やっぱりそっちもダイナマイト!!なわけです。m(_ _"m)ペコリ

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残る3人のメンバーはいつも通り。ドラムにSTEVE GADD、ベースにNATHAN EAST、キーボードにCHRIS STAINTON。近年のECサウンドってSTEVEとNATHANが形作ってきたとも思えるわけです。なので、そろそろ交代してくれないかな、というのは私のようなへそ曲がりの数少ない意見なんでしょうか??????
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左下が三角に無いですが、ここがNEC ARENAでもぎられたところ。

さて、コンサートも終わり帰らなきゃいけないんですが・・・・・。次回は寂しすぎるNECです。
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by junec1 | 2004-10-04 01:15 | 海外コンサート ERIC CLAPTON

NEC ARENA

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ECファンにはお馴染みのNEC ARENA。バーミンガムでのコンサートといえばここ、という定番ホール。1986年のここでのステージはビデオ化もされてますね。
正式にはNational Exhibition Centre Arena。グラスゴーのSECCと同じような趣旨のもとに建てられた総合施設。これを総称してTHE NEC GROUPと呼ぶんですが、ARENAはその一角にあるコンサート会場。スポーツ・イベントにも使われることがあります。このTHE NEC GROUPの規模がどれだけ巨大なものかは、また後で触れます。
ARENAの収容人員は12,300人。日本武道館と同じぐらいです。でもこっちの方がかなり広いです。天井が低めで、2階席や3階席はありません。そのぶん奥行きがすごい。ここへアクセスすると360度パノラマ・カメラで会場内を楽しめます。ぐるっと一周するだけではなく天井やステージ上まで見られるので面白いですよ。
立体図で見るとこんな感じです。
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この会場での私の座席位置は下の通り。前から8列目です。ステージと最前列の間がそんなに広くないので、日本武道館あたりの8列目よりはぐっと近い感じ。もちろんコンサートの雰囲気ぶち壊す彼ら・・・ステージに背を向け客席のほう向いて座ってる無粋な警備員などはいません。
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バーミンガムあたりまで来ると、さすがに日本人らしい姿を会場内でチラホラ見かけます。ロンドンに近いですからね。もしかすると中国人か韓国人かも知れないんですけど。でも大体区別つきますね。表情、振る舞い、服装で。

いつも通りグッズ(Tシャツ、ポスターその他もこの会場から更に値上げされた)をあれやこれや買い込み、ダイエット・コーラ(ペットボトル、手元のカメラ隠すのに都合がいい)飲み飲み、開演を待つばかり。

さて、次回はそろそろバンド・メンバーについて、です。
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by junec1 | 2004-10-03 13:09 | 海外コンサート ERIC CLAPTON

ERIC CLAPTON AT THE M.E.N. ARENA

ROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BANDの高揚したステージを終え、いつも通り30分の休憩。
b0028912_10393882.jpgECのギター・テクLEE DICKSONがこの日も忙しそう。ECが絶大な信頼を置いている人物。おそらく彼以外の人間は滅多なことではECのギターに触れないはず。ご本人のギターの腕前はどんなもんなんだろうというのが私の長年の興味。

場内が暗転。いよいよ御大の・・・と思ったら・・・・。なんだかなぁのデブがギターぶら下げて現れた。途端に場内中からゲラゲラ笑い。ステージ左右上部のビジョンにも映し出されているので、はるか後方の観客もうけまくり。誰かいな、と思ったら、昨日問題に出したあの人。
b0028912_12273076.jpgPETER KAYです。スタンダップ・コメディアンとして大成功してる人で、下手なミュージシャンより人気あります。DEEP PURPLEやBEACH BOYSが切符売るのに苦労していた同じ会場で漫談ライブやったんですけど、2日分あっという間にソールド・アウト。イギリスの中都市ボルトンで“ボルトンの誇り”と賞されているくらいの人気者。
この日もいきなり「やぁみんな。残念だけどCLAPTONは来れないよ。今彼はGREGGSへミール・ディール買いに行ってるから。」とかまして大爆笑。GREGGSというのはイギリスでチェーン展開している有名なサンドウィッチ・ショップ。ミール・ディールは、外食の高いイギリスでお金のない学生とかがお世話になるサンドウィッチ(に限らない)セット。500mlの飲み物がついて850円ぐらい。このシステム、コンビ二などでも広く普及しているんで知らない人はいないです。つまり日本で言えば、吉野家で卵つきのツユダク食べてるから来れないよ、って言ってる感じかな。階級社会ならばこその面白いギャグなわけですね。
とにかく彼が何か一言発するたびに大爆笑。Tears In Heavenの替え歌歌ったり、観客とイギリス唱歌合唱したり・・・。皆に愛されているんです、この人。
英語の細かいニュアンスやイギリスという国のバックグラウンドを把握してないと大爆笑できないのが辛いですけどね。
b0028912_1231288.jpg彼の「Mr. ERIC PATRICK CLAPTON!」の紹介で御大登場。爆発的な歓声!!!でもEC・・・場の空気をさらわれちゃった後なんで苦笑いしてました。この雰囲気の中どうやってLet It Rainなんてシリアスなラブ・ソング歌えばいいんだよ、って感じでPETER KAYと一言二言。

さて、肝心のECなんですけど、この日も全くセットリスト変わってません。曲順まで一緒です。こうなるとですね、書くことに困るわけですよ。こっちも初日の感想と変わりゃしないんだから。_| ̄|○b0028912_1424635.jpg
・・・・・・ひとつだけハプニングあった!
Badgeのときだったかな。私の斜め後ろ(Bブロック)に座っていたお兄ちゃん二人。突然立ち上がったかと思ったら、すごいノリノリ状態。明らかに浮いてる。他に立ち上がっている奴なんかいないんだから。前に書いたように行儀いいんだから、イギリス人。その前に座ってたおじさん思わず苦笑。といっても迷惑そうじゃない。吹いちゃってる。周囲の人間みんなあっけにとられたあとで吹いてるわけですよ。あまりに異様なノリなもんで。なんかねぇ、無理矢理過ぎ、お兄ちゃんたち。頭の上で手拍子打ってるんですけど、二人ともはずれてるんです。しかもそれぞれに違うタイミングではずすんだから器用。というか、ひどいリズム音痴。
ステージのEC、気付いちゃいましたねぇ。何しろ彼ら6列目ですから。ありゃぁ何だ?って不審そうな顔で気が付いたECも、次の瞬間(・∀・)ニヤニヤと笑い始めた。
ま、彼らのパフォーマンスもこの1曲だけ。警備員に咎められることもヒンシュク買うこともなく無事終了。
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コンサート終了後、ビクトリー・ステーションを突っ切って表に出ると、路上でバッタ物のTシャツ売ってました。£10.00だったかな。日本のようにコンサート会場の外に違法露店なんてありません。Tシャツ抱えたお兄ちゃんたちが大声で客引きしてるだけです。チョボチョボ売れてましたね。私は買いませんでしたけど。

案の定TRAMは帰宅客でかなりの混雑。歩いて帰っていく人たちも多かったので、私もその流れに乗ってホテルまで歩いて帰ることに。夜の街並み、おつなもんでした。

さて、次回はバーミンガムに向かいます。
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by junec1 | 2004-10-01 14:26 | 海外コンサート ERIC CLAPTON

MANCHESTER EVENING NEWS ARENA

MANCHESTER EVENING NEWS ARENA。略してM.E.N. ARENAと呼ばれることが多いです。やはりバスケットボール、アイスホッケー、ボクシングなどのスポーツ興行にも使われます。
収容人員は17,500人。今回のコンサート旅行の中にあって最も大きい会場でした。かなり広い上に天井も高いです。3階席まである感じかな。ここのサイトも360度パノラマ・カメラで会場内を楽しめますのでお試しを。
石段を登ってやっと入り口が現れる建物なので、どれだけ引きの絵で撮ってもアリーナの全景を写真に収めることが出来ません。ただのビルのようにしか写らないんです。なので、入り口の写真です。
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この会場での私の座席位置は下の通り。前から5列目、通路ぎわです。いゃぁーーーーー最高のポジションです。通路ぎわから斜めにステージを見ることになるので、目の前に前列の座席というものがありません。当然体の大きなイギリス人の座高に悩まされることもありません。私とステージの間をさえぎるものが何もないんです。今までにもど真ん中の3列目、4列目、5列目っていう経験ありますけど、これだけ開放的な・・・とも言いたくなるポジションは初めてでしたね。
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ところで、この日からツアー・パンフが値上げされました。ただでさえ高いのに。普通日本だと東京公演と大阪公演で値段が違うって考えづらいですよね。でも、ここイギリスで、・・・いゃ、このあとアメリカでも経験させていただきました。なんでこうなっちゃうの?

b0028912_12474896.jpgあ、
アリーナの全景写真見つけました。やはり航空写真じゃないと無理なんですね。
左下角のあたりに茶色く見える所ありますよね。これ線路です。アリーナに隣接する建物から延びているのがわかるかと思うんですけど。つまりこの建物がマンチェスター・ビクトリー・ステーション。この方角にあたるアリーナのドアを開けると、そこは駅。ダイレクトに駅舎です。外が雨でも濡れません。利用する帰宅客には便利です。(・∀・)イイ!!

さて、次回は会場を沸かせるアッと驚く人物登場です。
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by junec1 | 2004-09-30 12:52 | 海外コンサート ERIC CLAPTON

ERIC CLAPTON AT THE METRO RADIO ARENA

b0028912_239965.jpgイギリスの観客は静かです。日本の観客のように終始静かなわけではなく、一曲ごとの歓声はかなりのものがありますし、感動したときには惜しげもなくスタンディング・オベイションで称えます。でも演奏中はとにかく静かです。一生懸命聴いています。今回5回のコンサートを体験しましたが、演奏中にベラベラ私語を交わすような観客は私の周りに一人も居ませんでした。これがアメリカになると様子が違っていて、とにかくうるさい。お前何しに来たんだって言いたくなる。ろくに聴いてもいないでベラベラしゃべるわ、年中出入りするわ。
総じてイギリス人のほうが礼儀正しいです。やっぱり躾などの教育の違いがあるのかも知れません。他人に何かしら迷惑をかけたときには素直に「I'm sorry」と口に出すのがイギリス人。なんでもかんでも「Excuse me」で済ませるのがアメリカ人。ここまで違うか、ってのが素直な感想です。
アメリカ人には何度かその侮蔑的態度で不愉快な思いをさせられた経験あります。少ない体験で断定的なことを言うな、と叱られるかな??? でもですね、私の嫁さんの叔父夫婦がロスアンゼルスに住むジャパニーズ・アメリカンなので色々見聞きしてるんですけど、アメリカにおける人種的な感情って、日本に住んでいる日本人が考えるほどお気楽なもんじゃないです。一目で観光客とわかる格好して金遣って歩けばある意味態度いいです。お客様ですから。でも、私そういう服装で大名旅行したこと一度もないから。

この夜もROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BANDは静かなイギリスの観客を興奮させていました。初めて目にするバンドからの「手拍子くれ」という呼びかけに対しては反応鈍いんです。その辺は日本人に近いものがあるかな。でも体のほうはずーっと揺れているんですよね。ラスト曲が終わる頃には“いいもん見たぁ。いいもん聴いたぁ”って顔で(・∀・)ニヤニヤ

続くCLAPTONなんですけど、どうもあまり印象に残ってないんですよね。あれからかなりの日数が過ぎているからかなぁ。プレイの方に関してはケチつけるようなところなかったんです。あればその意味で印象に残っているはずですから。セットリストが前日とまったく一緒ってこともあるんでしょうね。紺のシャツ着てたなぁ、なんてくだらないことしか覚えてません。隣の座席に山のように大きい男性が座りかなり窮屈だったこと。その状況に後ろの年配女性2人が顔を見合わせて苦笑していたこと。そんなとこかなぁ。
やはりですね、コンサートの間中、おそらく例の親玉が気になっていたんです、私。
o(・_・= ・_・)o キョロキョロ
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コンサートが終わりホテルへ戻るとドアの鍵が閉まっていました。小窓から中を覗くとフロントにお爺さんが。コツコツとノックをするとすぐに開けてくれました。今回唯一カード・キーではないホテル。外出の時鍵をフロントのおばさんに預けていったんですが・・・ルーム・ナンバーをお爺さんに告げたら「鍵が見当たらない。確かに預けていったのか?」という返事。確かに中年の女性に預けたと説明し、パスポートを提示。お爺さん宿泊名簿と見比べてやっと納得してくれ、ついて来いという。結局マスター・キーで部屋の中に入れたんですけど・・・とにかく今回は色々事件が起きてくれます。(;´Д`) ノハゥ

さて、次回はマンチェスターに向かいます。
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by junec1 | 2004-09-27 23:22 | 海外コンサート ERIC CLAPTON

METRO RADIO ARENA

METRO RADIO ARENA、別名TELEWEST ARENA 。
ここはコンサートにも使う体育館、といった感じですね。バスケットボールのNEWCASTLE EAGLESとアイスホッケーのNEWCASTLE VIPERS。両チームのホームとして使われています。収容人員は11,000~11,500人。会場内全景の写真がなくてごめんなさい。その代わりここのサイトに行くと会場内を360度パノラマ・カメラで覗けます。

この会場での私の座席位置は下の通り。前から3列目です。はじの方ですが、日本武道館のようにとんでもなく見えづらいということはありません。横に3ブロックしかありませんし、1列に置いてある椅子の数もそんなに多くありませんから。舞台幅が狭いんですよね。そのぶん会場の奥行きはすごいです。
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見る分には何の文句もなかったんですが、困ったのがセキュリティの親玉のまん前だったこと。この人があれやこれや指示を出すことで部下の警備員が動き回っていたんですけど。・・・おかげでカメラ出せなくなっちゃいました。と言うのも、2列目の真ん中あたりに座っていたお兄ちゃんが、開演前からセッティング中のステージをバシャバシャ撮りまくっていたわけなんです。楽しそうにね。その様子を見ていた親玉さん、部下に指示してあのカメラを持ってこいと言う。持ってきたカメラをしげしげと眺めると、そのお兄ちゃんについて来いと命令。数分後、帰ってきたお兄ちゃんの手にも親玉の手にもカメラはありませんでした。没収です。いくら大目に見るイギリスとはいえ、至近距離で高性能カメラ使うのは許されないんです。会場にもよりますし、警備する人間の気持ちひとつであったりもするんですが。写真撮影を大目に見るのは、光学3倍や4倍程度のデジカメじゃどうせ大した写真撮れないからなんで、このお兄ちゃんは目立ちすぎた上にいいカメラ使いすぎていたんですね。
私が持ち込んだカメラやばいです。デジカメなんですけど、画質落とさずかなりの倍率利くし、レンズの口径もかなり大きく、それがニョキニョキと伸びていくわけです。この親玉のまん前ではちょっと使えません。没収されて今まで撮った写真まで消去されたらたまりませんし。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
というわけで、私この日写真撮ってません。次回アップする写真は他の会場で撮ったものです。

さて、いよいよコンサート開始です。
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by junec1 | 2004-09-27 11:32 | 海外コンサート ERIC CLAPTON

ERIC CLAPTON AT THE SECC

約30分程の休憩の後、御大ERIC CLAPTONのお出まし。5ヶ月前の日本公演と同様、相変わらず坊主です。リバプールではいい感じで髪伸びていたのに。

b0028912_11401086.jpg懐かしのLet It Rainからスタートするという、近年にないパターンなわけです。しかしながら、全体的にはそう大きな印象の変化というものはありません。適度にニュー・アルバム(と言ってもROBERT JOHNSONですが)から数曲、適度にお馴染みのブルース・ナンバー数曲、そして定番ヒット・チューンを数曲。
個人的な好みから言えば、耳タコのアコースティック曲やOver The Rainbowなどという柄にもない曲を聴かずに済んだのは実に有難かったです。いい年こいて頭ん中ロック少年の私には、あの手の曲って退屈なだけで・・・。
それ以外にもWonderful Tonightだとか、Badgeだとか、Cocaineだとか。もういいわ、って曲多いですけどね。しばらくプレイしていない曲なんて幾らでもあるのにね。観客が許さないんだろうか?それとも本人がそう思い込んでいるんだろうか?
いやね、こう何年も同じ曲ばかりプレイしていて飽きないのかな、と単純な疑問。飽きたからこそあのツアー引退騒動があったわけでしょ。でも戻ってきてみたら、やっぱりこのセットリストなわけで。・・・老いちゃったのかなぁ。
それでも今回のツアーには私にとっての目玉があって、それはDEREK & THE DOMINOS時代のGot To Get Better In A Little While 。好きでしたからねぇ、この曲。アナログ盤の『イン・コンサート』の中でもこの曲だけは擦り切れるほど繰り返し聴きました。徐々に盛り上がっていくあの感じがね。たまりません。これを生で聴けるだけでも今回のツアーは意味あるものなんです。
さて、どうだったかというと、当然なんですけど《現代版》という印象。スワンプ臭さともいうべきものはなくなっていたし、テンポも速くなって初めから飛ばしまくり。同名異曲まではいかない同曲異音ってやつかなぁ。プレイの出来は文句ないです。明らかに今回ツアーのハイライトです。でも観客の多くが近年ECのファンだったのか、昔からのファンに馴染み深いこの曲に対する反応は今ひとつでしたね。その熱演振りにもかかわらず。同じく後半爆発する I Shot The Sheriff の方が明らかに受けていました。知名度の差なんですかねぇ。

ECって日本のコンサートでは結構ミスあるんですけど、今回の UKツアーではそれさえなくてご機嫌の様子でした。その辺が今のECなんですね。近年はいつどこでもコンスタントに充実のプレイを聴かせてくれます。何度もリハーサルを重ね、パッケージされた完成品を目指しているかのようにも見えます。でもその反面、破綻がない。私、その破綻の面白みこそがROCKだと思うわけです。
“59歳のECはもはやROCKミュージシャンなどという範疇には収まらない” と言われてしまえばそれまでなんですけどね。

バンド・メンバーとかその辺のことは他の公演分で触れますね。それと、映りのいい写真を大きくアップロードすると簡単にダウンロードされるので、あまり映りの良くない写真を小さくアップしておきます。ゴメンなさい。m(_ _"m)ペコリ
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さて、次回はブリットレイル・パス騒動記です。
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by junec1 | 2004-09-25 11:42 | 海外コンサート ERIC CLAPTON

SECC

同じく2004年4月26日。
いよいよ今回の旅行におけるコンサート初日。CLAPTON にとってはアイルランドで2公演こなしたあとのイギリス本土初日。
会場のSECCとホテルは500~600メートル程しか離れていません。その間をさえぎるような建造物がないためSECCの敷地に宿泊したような感覚。SECC とは Scottish Exhibition + Conference Centre の略で、要するに展示場であり会議場。
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アルマジロのような形をした Clyde Auditorium、その隣に建つ三角屋根の Hall 。コンサートは Hall の方で行われるんですが、ここがすごい。この建物の中に大小5つものホールが収まっています。今回のコンサートは一番収容人数の多い第4ホール。10,000人程入ります。その隣が4,000人、そのまた隣が2,500人という風に、ビッグネームに限らないコンサートが開催可能。
第4ホールの中はこんな感じ。座席表に付けた赤い印が私の座席位置。10列目。
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チケットは£50.00、10,000円。このほかにBooking Fee、あるいは Service Charge という予約手数料が£3.50~£5.00かかります。
同じ会場で行われる STING や SHERYL CROW のチケットが£35.00、THE MOODY BLUES が£25.00。つまり CLAPTON 儲け過ぎ。これは会場で売るコンサート・グッズにも言えることで、悪評高い日本並み、物によっては日本より高い。ツアー・パンフの値段を尋ねていたイギリス人、返事を聞いた途端「いらん、いらん。」 私は Tシャツやら帽子やら少し多めに買いましたけどね。売店がくれるショッピング・バッグの底にカメラ隠すために。|д゚)

カメラと録音機器ダメって一応そこいら中に書いてあります。でもほとんどザル法です。特にカメラに関しては。アメリカでもそうですけど、コンサート始まるとすさまじいフラッシュの嵐。いゃ、コンサート始まる前からあちこちで光ってます。注意されたり取り上げられたりなんてことはありません。たとえ警備員の目の前で撮っていても何も言われません。あの光景は日本のコンサートじゃあり得ない。入場する時に運悪く見つかったり、持っていることを素直に認めたりすると「ダメ」って言われるぐらいかな。その例外を目撃したんですけど、それについてはニューキャッスル公演のところで触れます。

さて、ほとんど定刻通りにオープニング・アクトのROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BAND の登場です。(・∀・)ニヤニヤ
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by junec1 | 2004-09-24 12:07 | 海外コンサート ERIC CLAPTON