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Everyday I Have The Blues

普通であること その2

A小学校同窓会掲示板にアップされる写真は、ちょっとしたお出掛けも含めた旅行写真がほとんど。
風景や植物や名所旧跡。その前でパチリの記念写真。小奇麗な店での飲食風景も目立つ。
特に海外旅行の写真において顕著なんだが、
皆さん、何故にこうもおしゃれなのか?????
『旅行のために洋服を買う』という習性を常々理解出来ないでいる私とでは、雲泥の差。
恐らく、私と彼らでは旅に関する概念が根本的に違っているのだろう。

このサイト(Yahoo! 知恵袋)をクリック。
投稿された質問 『夫がひとりでよく海外旅行に行きますが、これって変でしょうか?』を目にした時には「ネタか?」とさえ思った。更に、そこに寄せられた幾つかの回答には爆笑(特に上から2番目、5番目、17番目の回答)。と同時に憤慨さえした。当たり前のように「普通」と公言するその自信。
(# ゚Д゚) ムッカー
中立派や賛同派にしても「世間一般では理解されないかも」とおっしゃっている方が多いところを見ると、やはり私は明らかに少数派らしいのだが、、、、だとすれば、「普通であること」は少数派であることよりそんなに価値のあることなのか?

バックパッカーとまではいかないが、私も一人旅はよくする。高2の夏の国内旅行から始めて、つい3年ほど前まで(最近は体調が思わしくない)。
家族で海外に行ったのは、2002年の暮れから正月明けまでのニューヨークが最後で、それ以降の1年半、2004年の6月までに3回の海外一人旅をしている。
仕事半分ということもあったし、娘の学校の都合もあったが、基本的に一人が好きなのだ。
飛行機のチケットから宿の手配まで全部自分でやる。旅行代理店に任せたことは1度もない。
高級ホテル・高級レストランは無縁だし、観光名所にもほとんど行かない。なので、おしゃれなどする必要がない。

年齢相応に分別を働かせれば、旅行におしゃれして行く彼らの方がまっとうなのかもしれない。未成年の女の子にあれこれして逮捕されたあの教頭(アスピリンスノー)が言うように、「そこそこの年齢になったら身だしなみに気をつけなければ信用してもらえない。」のだろうから。
確かに、一目で観光客然としていれば、それなりの扱いはしてもらえる。ヤバイ場所にさえ近づかなければいい(名所旧跡でカモられることもあるが)。
彼らはおしゃれに見合うもてなしを受けることを望み、そうした贅沢な非日常を味わうことに旅の意味を見出しているのかもしれない。髪には油気があり、糊の利いたシャツをズボンの中に差し込み、ブランド・ショップの前で写真を撮り、ドレス・コードのあるレストランでディナーをとる。実ににぎやかな掲示板だ。

方や私は、自分がそこを訪れた証拠写真すら撮らないし、わざわざ外国まで行って何をするでもなく一日終わってしまうことの方に贅沢な非日常を感じる。せいぜい着古したTシャツの背中にリュックしょってレコード屋巡り。多少のヤバイ場所へ行っても誰も近づいてきやしない。とても金があるようには見えないんだろう(笑)。 (∀`*)ゞイヤァ
ニューヨークの家族旅行でさえ、アパートメント・ホテルに2週間滞在し、その半分は自炊生活。バッグや靴は買わなかったが、スーパーマーケットで食材の買出しはした。( ^ω^ )ニコニコ

前述のサイトで中立派や賛同派の多くが語っている『価値観の違い』。
それが旅に関するものだけならいいんだが、、、

ということで、次回は  普通であることへの違和感 その3。
A小学校同窓会から感じた 『自分が多数派で普通であると信じている人たちは、そうでない者に対しどうして狭量なんだろうか。哀しい (´・ェ・`) 』 というお話。
by junec1 | 2007-10-17 12:13 | 自分のこと
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