Everyday I Have The Blues

VOW WOW (4) 様式美

新メンバー人見元基と厚見玲衣の加入はBOW WOW(新編成後しばらくの間はVOW WOWではなくBOW WOW)の楽曲に大きな変化をもたらしました。
ややもすれば一本調子、メチャ上手いんだけど味がないバンドだった彼ら。そんな彼らが“ドラマチックな展開”を持つ楽曲に挑み始めます。この変化は必然。豊かな表現力を持つヴォーカリストと凄腕のプログレ系キーボーディストが加入したわけですから。2人とも有り余るタレントの持ち主です。

デビュー・アルバム『Beat Of Metal Motion』こそ英語と日本語半々の妥協作でしたが、それ以降徐々に真価を発揮。

b0028912_12501229.gifそして、ついにブリティッシュ・ロック・バンドVOW WOWの誕生です(ま、単に傾向としては、ってことです)。
ゴリ押しアメリカン・ハードではなく、メロディ・ライン重視。脳天気に明るいポップ・ロックではなく、湿り気含んだサウンド・プロダクション。そこにクラシックの香りもふりかけて・・・。まさにブリティッシュ系様式美の王道です。
ハード・ロックの様式美というと、とかく髪の長さとか、鋲とか、細身のスパッツとか、・・・笑いを誘うような特徴(彼らも大いに当てはまっていたりしますが・笑)に目が行きがちですけど、ここで話題にしたいのはそういうことではありません。
んー、音楽面での様式美および構築美が彼らの最大の魅力だと思うわけです。
美しいメロディ・ライン、緻密に計算されたドラマチックな展開、ダレさせることのない圧倒的技量、そして何よりも大切な熱いロック魂(わっ、気恥ずかしい表現)。
よくLOUDNESSや他の日本のヘヴィメタ系バンドと同列に並べて論じられますけど、かなり無理があると思いますね。全然タイプが違いますから。

新たなバンド・サウンドを2年間国内で熟成させている間にもセカンド・アルバム『CYCLONE』がイギリスでリリースされたり、アメリカのキャピトル・レコードと契約を結ぶことに成功した彼ら。当然海外を目指すこととなります。

さて、次回は渡英後の VOW WOW (5) になるかどうか。
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by junec1 | 2004-10-19 12:53 | 音楽・VOW WOW | Trackback | Comments(0)
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