Everyday I Have The Blues

VOW WOW (9) 起死回生目指してアメリカへ

b0028912_18452563.jpg1989年5月にNEIL MURRAYが脱退して以降、10月に渡米するまでの5ヶ月間に何があったのかについては詳しくありません。ほとんどインフォのない状態が続いていました。
その後、山本恭司がインタビューにおいて「日本人も含めると200人ぐらいベーシストのオーディションやった。」と言っているので、イギリスと日本双方で、ということなんでしょう。技量と共に“見た目”を意識するバンドでしたからね。ま、なかなか難しかったろうと。

彼らは確かにイギリスにおいてある程度の評価と成果を収めていました。しかし、それはNEIL MURRAYの存在あってこそ。ファンはともかく、少なくともレコード会社やプロモーターにとっては・・・です。その“売り”がなくなってしまったバンドは魅力半減。音楽的にどうこうより商売としての旨みがない。急遽イギリス人のサポート・ミュージシャンを加えてみる手もあったと思いますが、それでも大した仕事はなかったでしょうね、あっと驚くようなベーシストでもない限り。
そもそも彼らがたった1年4ヶ月の間にイギリス・ミュージシャン・ユニオンに加入できたのも、NEIL MURRAYの存在が大きな力となっていたわけですし。

この非常事態を指して「居場所がなくなりイギリスを追われるように」と揶揄する人もいますが、とにもかくにも彼らは渡米を決意します。新ベーシスト決定を待たずに。
山本恭司はこの時のことを「アメリカ、イコール世界みたいなとこがあって。自分たちもそろそろいいんじゃないかって。機は熟したろうと・・・。」と言っていますが、本心であったとすれば大きな判断ミスであったろうと思います。イギリスにおいて3,000人クラスのホールを常時満杯にできてこそ機が熟したと言えるはずで、当時の彼らはまだまだでしたから。あの程度の成功ではアメリカ人に鼻も引っ掛けられないのは目に見えていました。時間をかけてイギリスでもっとビッグになるべきだったろうと。彼らの音楽がアメリカ人のリスナーに受けるものとも思えませんでしたし。

さて、次回は渡米後の VOW WOW の予定。
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by junec1 | 2004-11-15 18:47 | 音楽・VOW WOW | Trackback | Comments(0)
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